【ゴーカート2歳男児死亡事故】「レーシングカート」「運転していた女の子の今後」「主催側の落ち度」物議…吉田成那ちゃん死亡

9月18日、北海道の森町でゴーカートがコースを外れ人の列に突っ込んだ事故で、重体となっていた2歳の男の子が亡くなりました。事故の目撃者が語る当時の状況とは。

事故を目撃した人：「AEDを使ってすぐに心臓マッサージをしていた。ベビーカーも倒れていた。救急車に乗せられたけれど、すぐにヘリコプターで運ばれていった」

18日正午ごろ、森町のイベント会場で小学生の11歳の女の子が運転するゴーカートがコースを外れ、見物客に突っ込んだ事故。

意識不明の重体で病院に搬送されていた函館市に住む2歳の吉田成那ちゃんは、19日午前9時過ぎに死亡が確認されました。その他に男の子3人がケガをしています。

新千歳モーターランド 九谷田 聡 常務：「ピットロードに戻る所なので、直線から減速する所。スピードを落としなさいと指示したが、パニックに陥って混乱していた。多分、時速40キロくらいは出ていたのでは」

こちらはレーシング用のカートが、時速40キロで走行している映像です。

一般の車に比べ運転席が地面に近いため、より迫力を感じます。

今回、事故が起きたコースは1周約200メートル。女の子の運転するゴーカートは走り終えて、ピットレーンに向かっていました。

乗り降りする場所と、見物客の間は十数メートル離れていたといいます。しかし、ゴーカートはカーブを曲がり切れず、そのまま突っ込んでしまったのです。

新千歳モーターランド 九谷田 聡 常務：「最後にこうなるとは思っていなかった。それまで普通に走っていたので」

函館トヨペット 坂上裕一 車両企画部長：「ケガ人を出してしまったことは大変申し訳なく思っている」

運転していた女の子は身長140センチ以上という利用条件を満たし、事前にスタッフによる講習も受けていました。

警察は事故の状況や、コースの安全対策について調べを進めています。

参照元：https://www.uhb.jp/news/single.html?id=30687

物議醸す悲惨な死亡事故【ネットの声】

管理人の率直な感想

新千歳モーターランドは「最後にこうなるとは思っていなかった」と語っていますが、なぜそう思っていなかったんでしょうか。
「曲がり切れない」という状況は容易に想像できる。
それは運転していた11歳の女の子に限らず、運転に不慣れな人。と言ってもレーシングカートに近いレンタルカートならば殆どの人が不慣れでしょう。

函館トヨペットの「ケガ人を出してしまったことは大変申し訳なく思っている」という発言もズレている。
ケガ人だけではなく、死者が出ているのに。

憤りを感じる事故です。
ただでさえ全員が不幸な事故なのに、主催側の誠意や向き合い方が不透明に思えます。