無料低額宿泊所「スム・原市寮」で18人が結核に集団感染、1人死亡【埼玉県上尾市】

埼玉県上尾市にある生活保護を受ける人らに住まいを提供する施設で、利用者18人が相次いで結核に感染し、そのうち1人が死亡していたことが分かりました。

埼玉県によりますと、上尾市の無料低額宿泊所「スム・原市寮」で去年10月、体調を崩していた利用者の60代男性が結核と診断され、その後、合わせて18人の利用者が感染していることが分かったということです。
このうち70代の男性が今年1月に死亡しました。

スム・原市寮は生活保護を受けている人らに無料や低額で住まいを提供する施設で、食事は同じ場所でとることになっています。
県は集団感染とみて調べています。



参照元：https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190309-00000004-ann-soci

生活保護受給者のための無料低額宿泊所「スム・原市寮」で利用者18人が結核に集団感染、1人死亡。ネットの声

管理人の率直な感想

まず無料低額宿泊所という施設が「無料なのか」「低額なのか」どっちなのか、という疑問が少なからずあるようですが、無料・または低額で利用できる宿泊所を「無料低額宿泊所」という言葉で括られてるようです。

さて、結核の集団感染。
非常に怖い。

数ある感染症の中でも「もう無いんじゃない？」と絶滅でもしたかのように思われがちな感染症が結核だと思います。

昔は不治の病でしたし、昔は確かに感染者が多かった。
今は治る病気だし、感染者数は格段に少なくなったものの、いまだ存在する感染症です。

衛生状況が気になるところです。
そして感染経路も。

生活保護者の施設ですから医療費も掛かりませんし、集団で生活する以上は定期的に検診を受けてほしいものです。
本人たちが拒否ってしまえば元も子もないですが。

結核ですからね・・・これは近隣住民も怖い思いをしてますよ。

それに、もう一つ怖いのは「もう自分には捨てる物が無いし生きていてもしょうがない」と思っている場合。
そういう人には「自分だけの話じゃないんですよ？」という言葉は通じない。

実際に今回だって発症してもほったらかしにしてるからここまで感染が広がったわけだし、死亡者も出ている。

僕らのように、普通に暮らしている人間もそうです。
「流行してますよ」と言われなければ、なかなか気をつけないものです。

感染する病原菌に対する各々の意識を高める必要があると考えます。