【インド】巨大なゴミ山が崩落し下敷きになった「くず拾い」の少女、遺体で発見

インド西部で崩落したごみ山の下敷きになった「くず拾い」の少女が3日、遺体で発見された。救助隊が明らかにした。

死亡したのはネハ・バサバ（Neha Vasava）さん（12）で、先月26日にグジャラート（Gujarat）州アーメダバード（Ahmedabad）にある市内最大のごみ処分場をあさっていたところ、高い壁のように積もったごみが崩れ落ち、下敷きになった。

捜索活動は野犬の群れが徘徊（はいかい）し、息の詰まるような悪臭がたちこめる中で行われた。
当局によると、ネハさんの遺体は腐敗が進んでおり、死因特定のため検視に送られたという。

国連児童基金（ユニセフ、UNICEF）によると、南アジアでは12歳未満の子ども4100万人超が労働を強いられている。
専門家は、新型コロナウイルス対策のロックダウン（都市封鎖）の影響で親が貧困に陥り、より多くの子どもが労働を余儀なくされていると指摘する。

参照元：AFPBB News

ネットの声『インドという闇の深い国』

管理人の率直な感想

野犬の群れが徘徊し悪臭が立ち込める劣悪な環境下でくず拾いをして僅かな賃金を得る子供たち。
そんな生活の中で不運にもゴミ山の下敷きになり亡くなった少女。

非常に考えさせられる現実です。

学校にも通えない。
働かなければご飯を食べることが出来ない。

貧しく女性蔑視が激しい国、インド。

僕ら日本人がどれほど恵まれているか。
金がない金がないと言いながら、食べることに困ることはまずない。
職に困っても、自分次第で働く環境は用意される。
何らかの原因があり働くことが出来ないならば生活保護を受けることが出来る。

そんな中で我が儘を言うことがどんなに罪なことか、このような事故によって実感させられる。

車に乗ってあおり運転なんかしてる場合じゃないんですよ。
窃盗や詐欺なんて甘えです。

「インド人もビックリ」なんてキャッチフレーズがありましたが、インドで起こる事件や事故に毎回驚かされるのはこっちです。

次生まれ変わるときは恵まれた環境に。そんなことを願います。