【教委の闇】鹿児島市教育委員会のコロナ感染情報隠蔽問題が「生活破綻」「感染拡大」に繋がる理由【学校に身内への口止め要求】

新型コロナウイルスを巡り、鹿児島市教育委員会が、感染者が確認された学校に対し、その事実やＰＣＲ検査受診を「身内にも口外しない」旨を児童生徒や保護者に伝えるよう文書で連絡していたことが２８日、南日本新聞の取材で分かった。
学校現場からは「過度な情報統制は不安の増大につながる」と対応を疑問視する声が上がっており、市教委は「誤解を招いたのなら改める」として文書見直しを検討する考えを示した。

市教委によると、文書は、市保健所の助言を受けて送付。市保健所の吉住嘉代子参事は「不要な不安をあおるのを防ぐために適切な対応。身内の範囲は人それぞれ」との考えを示し保育所や企業などにも身内へ他言を控えるよう助言したと認めた。

市以外の県内１３保健所を管轄する県は、親族に事実関係の口外を控えるよう指導はしていないとしている。

市教委などによると、遅くとも昨年秋ごろから感染者が出た学校に文書を送付。「身内をはじめ、地域住民や他の保護者らへ他言しない」との内容。市教委保健体育課の池田隆課長は「誹謗（ひぼう）中傷を防ぐためで、身内としては同居しない親族を想定」とした上で「保健所と協議し、改めて学校側に連絡する」と話した。

市内の学校では、ＰＣＲ検査を受ける児童の保護者に対し、祖母ら親族にも伝えないよう連絡した教員もいた。感染者が確認された学校には、保護者から「会社に伝えていいのか」などの問い合わせもあった。市教委の文書に従った学校長の一人は「検査結果が出ないまま、あいまいな情報が広がることを懸念した。配慮に欠けていた」と釈明した。

感染症による社会的影響に詳しい関西福祉大学の勝田吉彰教授＝渡航医学＝は「身内と情報を共有しなければ、さまざまな情報が出回り、逆に不安や臆測が広がる」として中傷防止につながらないとの見解を示した。

ネット上では教育委員会の隠蔽体質について物議を醸している。

参照元：南日本新聞社

『コロナ対策最大の愚策！鹿児島市教委の隠蔽工作』ネットの声

管理人の率直な感想

学校に対し「生徒に感染事実やPCR検査を口外させるな」という愚かな工作。
へそが茶を沸かす愚行です。

今まで、国を始め各自治体で様々なコロナ対策を打ち立ててきました。
実行し改め、その繰り返しの中で、批判されるものも多々ありました。
しかしそれは、ウイルスと戦うために必死に抗ってきた信念が根底にあるのです。

この鹿児島市教委の対策は何ですか。
身内にも言うな？未成年の小中高生に対して？
「身内としては同居しない親族を想定」とは言いますが、そんなのは想定だけであって、各家庭には通達していないわけでしょう？

大人だってそうです。
これは会社に言うことが出来ないということ。
日数を要する自宅療養が出来ず、入院も出来ず、結局は生活のために感染や検査を隠して出社しなければならない。

「周囲に感染させたくない」ということを大前提に考える人がほとんどだと思うし、そういう家庭はまともな生活が送れなくなる。

「誹謗中傷を防ぐため」とは言うものの、「あいつおかしくね？」という話は必ず伝聞する。
親同士の間でも、不要な憶測や偏見が生まれる。
結果、中傷は生まれ加速する。

この指針の名分は、逆効果どころか生活も破綻し感染は拡大し人格も崩壊する可能性がある。

机上の空論を絵に描いたような愚策。
小学低学年が考えたの？という馬鹿げた方針。

ただただ呆れるばかり。