横浜市戸塚区ニシキヘビ脱走「飼い主はネットリンチ、リアルで罵倒」憤りと懸念

横浜市戸塚区のアパートで飼われていたアミメニシキヘビが行方不明の状態が続き、周辺住民の不安は大きくなるばかりだ。9日も、神奈川県警などが捜索を続けたが発見には至らず。姿が消えた6日から日数は経過したものの、爬虫（はちゅう）類の専門家は、体の大きさや夜行性の特徴などを鑑み、“現場”から100メートル以内の暗い場所を、近場から探すべきと指摘した。

体長約3・5メートル、体重約13キロ。直径約10センチの体は、変異種で少し黄色がかっている。人に危害を加える恐れがあるため動物愛護法で「特定動物」とされているアミメニシキヘビは、どこに潜んでいるのか。飼い主からの依頼で7日に自宅などの捜索を手伝った日本爬虫（はちゅう）類両生類協会理事長で体感型動物園iZoo（静岡県河津町）の白輪剛史園長は「日本のヘビのようにスルスル動かない。体重があるのでゆっくり。近くにある暗い場所。住宅内、車の陰、エアコンの室外機や温水器などにいる可能性が高い。アパートから100メートル以内をくまなく探すことが先決」と語った。

実際は屋根裏や近隣住宅室内までは捜索出来ていないのが現状だ。同じ建物に住む住人からは「屋根裏を調べてほしいとお願いしたけれど、壊して探すことは無理と言われてしまった」の声もある。風呂の換気扇部分を開けて調べたが姿は見えなかった。

本来は熱帯地域に住むため、寒さは苦手。夏日となったこの日は、少し行動範囲を広げた可能性はある。白輪氏は「ペットで飼われていても野生の感覚が失われない」。鳥類や哺乳類を捕食するが、たとえ1カ月間獲物を得られなくても生命を絶たれることはない。鋭い歯でかみつき、太い体で締めつける。息の根を止めてから丸のみすることが特徴。「人間の大人でも子どもでも首に巻き付いたら助からない。ですが、2メートル以内に近づかなければ襲われることはない。特に夜は1人で行動したりしないことは大事」。もし発見したら警察に連絡。首を押さえて動きを止め、頭に布をかぶせ大人数で取り押さえることが必要だと言う。

周囲は林や畑もあるが、住宅も多数立ち並ぶ。近くに住む男性は「不安です。子どもたちも1人では外出させられていない」。学区内の名瀬小学校では朝はもともと集団登校だが、帰りは教師らが引率するなどの対応をとっている。

参照元：https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/nation/f-so-tp0-210509-202105090001318.html

脱走劇に対する憤りと懸念＆ニシキヘビの飼い主について【ネットの声】

管理人の率直な感想

最後にヘビを見たのは何年前だっただろう・・・と考えてしまうくらいご無沙汰なのですが、こんな巨大なニシキヘビに道でばったり出くわしたら堪ったもんじゃない。

飼い主さんに問題があるとか責任を追及するとか、それもいいのですが、それよりも今は一刻も早い捕獲と身の安全を考えていただきたい。
熊も襲った例があるとのこと。

ヘビはある程度食べなくても生きられますが、長引くと当然お腹が減ります。
野良猫や鳥は俊敏で逃げられるでしょうし、人間がターゲットになるのではと心配しています。
3.5メートルだと、締められたら大人でも厳しい。というか無理でしょう。

僕は動物が好きですが、ヘビやタランチュラを飼う人の気持ちだけはどうしても分からないんです。
なんで飼っていたんだろう。懐きもしないのに。