【人身事故】東武東上線朝霞駅で男子高校生が自殺…ホーム下の退避スペースから線路侵入、死亡【埼玉】

１２日午後８時４５分ごろ、埼玉県朝霞市本町２丁目、東武東上線朝霞駅で、市内に住む私立高校３年の男子生徒（１８）が森林公園発池袋行き上り急行列車（１０両編成）にはねられ死亡した。

朝霞署によると、列車が駅を通過する際、ホーム下の退避スペースから男子生徒が線路内に入るのを運転士が発見し、急ブレーキをかけたが間に合わなかった。男子生徒は同日夕、自宅から１人で外出していたという。同署は自殺の可能性が高いとみて、詳しく原因を調べている。

東武鉄道によると、事故で同線は上り２本が運休し、最大約１４０分の遅れが生じ、乗客約６００人に影響が出た。

参照元：https://www.saitama-np.co.jp/news/2021/09/14/03_.html

退避スペースを利用した変わった自殺法…男子生徒の覚悟【ネットの声】

管理人の率直な感想

電車を使って自殺を図る人は、ホームからの飛び込みや線路や踏切内に侵入し立ち尽くしたり蹲ったりというのが通例です。
ホーム下の退避スペースを使った自殺は僕が知る限り初めてです。

他の利用者や駅員さんに目撃されることなく、あらかじめ退避スペースに隠れていたことになりますが、そこには男子高校生の自死に対する絶対的な意思と覚悟が読み取れます。
ホーム上にいたら飛び込む際に誰かに取り押さえられるかもしれない。
線路上で待っていたら誰かが緊急停止ボタンを押したり、駅員さんによって引き上げられるかもしれない。

日曜の夜。明日からの学校生活を苦にして選択した方法だと容易に想像できます。
本当に死にたかったんだなと思うと切なくなります。

あと半年もすれば卒業なのに・・・と考えるわけですが、就職希望だとしたら今がまさに活動期間であり、進学希望であれば推薦を既に決めていないと学校から距離を置くわけにはいかない。

人身事故は死亡したという結果だけが報道されます。
原因が報道されることがない。
それでは解決には繋がらない。

学校内での死も駅での死も自死は自死。
もっと追及する報道の在り方があっていいと思う。