【千葉県旭市民家火災父子死亡】一転し放火殺人事件…大橋とし子容疑者逮捕「介護疲れた」同情の声…夫は脳梗塞、息子は脳性麻痺

千葉県旭市の自宅に放火し、夫と長男を殺害したとして、同県警旭署は18日、同市三川の無職、大橋とし子容疑者（65）を殺人と現住建造物等放火容疑で逮捕した。放火は認めているが、殺意の一部を否認しているという。
大橋容疑者は身体に障害がある夫と長男を介護していたことから、県警は介護疲れが背景にあるとみて、動機や経緯を慎重に調べている。

逮捕容疑は、17日午前6時半ごろ、自宅に何らかの方法で火をつけ、夫の芳男さん（67）と長男の芳人さん（32）を殺害したとしている。大橋容疑者は自力で逃げ、軽いけがをした。

県警によると、2人に明らかな外傷はなく、死因は芳男さんが焼死、芳人さんは一酸化炭素中毒の疑いがある。
大橋容疑者は3人暮らし。死亡した2人は病気を患っており、芳男さんはほぼ寝たきりで、芳人さんは長年寝たきりだった。大橋容疑者自身も身体に障害があり、「一人で介護して疲れた」という趣旨の供述をしている。

近所の人によると、火災当時、大橋容疑者は泣き叫びながら「人がいる」と助けを求めていた。
近所の70代女性は「（大橋容疑者は）長男に付きっきりだったけれど、前向きな人で愛想もよかった。こんなことになってショックだし、かわいそう」と声を落とした。
現場はJR飯岡駅から南に約2・8キロの住宅街。

参照元：https://mainichi.jp/articles/20211118/k00/00m/040/337000c

母親による放火殺人事件…背景に介護【ネットの声】

管理人の率直な感想

夫と息子の介護に疲れたとの供述。
容疑者自身も障害を持っている。
供述は本当だと思います。
悪い体に鞭を打ちながら一人で重度の障害を持つ二人の介護をする毎日。その辛さは筆舌に尽くしがたい。

この事実だけだと同情を禁じ得ないのですが、容疑者は当初「旦那が灯油をかぶって火を付けた」と話していたのです。
寝たきりの夫のせいにしていた・・・。
一人だけ逃げ出して嘘をついていたのです。
絶望しつくした人間が放火直後に保身に走れるだろうか・・・。

放火と父子への殺害の疑いが強まったから本当のことを話した。
そのままバレなかったら・・・。

「所詮、夫婦は他人」と言う人も少なくないですが、息子は血を分けた自分の分身。
近所の住民は「愛想もよかった。かわいそう」と語っていますが、僕が可哀想に思っているのは夫と息子さんです。

容疑者に心の底から同情している人たちは優しいですね。
僕は容疑者の事件直後の言葉が気になって仕方がないです・・・。
こんな惨いことをするくらいなら逃げてほしかった。