【大阪北新地24人放火殺人事件】谷本盛雄容疑者の兄の勤務先『此花区で板金工場』嫌がらせ心配する声「自殺選んだ加害者家族」

大阪・北新地の雑居ビルで起きた放火殺人事件で、心肺停止の状態で搬送された谷本盛雄容疑者（６１）は、今も重篤な状態が続いている。腕のいい板金工として信頼されていた職人は、結婚生活の破綻を機に孤独を深めていった。昔を知る人は、凄惨（せいさん）な事件との落差に驚く。

実直な職人

谷本容疑者は１９６０年、大阪市此花区で板金工場を営む家庭に４人きょうだいの次男として生まれた。高校卒業後、主にトタン屋根や壁の工事を行う板金工として実家など複数の工場を転々とし、技術を磨いた。

「仕事一本の職人」。２００２年から約８年間勤務していた同市淀川区の板金工場で社長だった男性（７８）は振り返る。「責任感が強く、任せた仕事は完璧に仕上げる。職場内で一番腕が良く、助けられていた」と話す。

ただ、人付き合いは苦手で親しい同僚はいなかった。職場で意見が食い違うと、顔を真っ赤にして黙り込むことが度々あったものの、暴力をふるうようなことはなく、男性は「信じられない」と語る。

隣人と交流なし

男性の証言などによると、谷本容疑者は看護師の女性と結婚。息子２人をもうけ、同市西淀川区のマンションで家族４人で暮らしていたという。しかし０８年９月に離婚。家を出て一人暮らしを始めた。約１年後に復縁を申し込んだが、拒否されると、競馬に金をつぎ込むなど、生活は乱れていった。１０年には勤務先の工場を無断欠勤するようになり、連絡も取れなくなったという。

近隣住民の話では、谷本容疑者は約１～２か月前、西淀川区の住宅に引っ越してきたとみられる。周囲との交流は一切なかった。

「盛雄とは、もう３０年以上会っていない」。大阪市内に住む実の兄は話す。過去には互いの自宅を行き来していたこともあったが、約３０年前、父親が他界した頃から疎遠になった。

兄は「多くの方が亡くなられて、大変気の毒に感じています」とうつむいた。

参照元：https://www.yomiuri.co.jp/national/20211220-OYT1T50024/

『自殺する加害者家族も…』疎遠の兄に取材するマスコミに憤る世論【ネットの声】

管理人の率直な感想

事件とは無関係で30年以上会っていない容疑者の兄に取材する意味があるんだろうか。
人格が変わった経緯を知っているなら聞く意味もあるでしょうが、この30年の間に兄が知らないところで結婚し就職し離婚して辞職して息子に対する殺人未遂事件を起こしている。
もう兄が知っている弟の姿はなく、ただ血が繋がっているだけの他人。兄が知らないことばかりの中で、さも謝罪を期待するような取材は如何なものか。

秋葉原殺傷の加藤弟のように追い込まれるかもしれない。
もっと遡れば宮崎勤の父親も親戚への迷惑を考えて自殺をしている。

そういった過去があるにもかかわらず事件とは無関係の家族へ押し寄せるメディアの体制は感心しません。
そこに何か起因するものがあったり原因があったり、引き出せるものがあるなら別ですが。

責任は全て谷本盛雄容疑者にある。
周囲が無関係というのもありますが、取材によって責任が兄家族や元勤務先にも分散されるようで凄く嫌です。