【天理市男女遺体】一家全滅…老舗製茶問屋・北田源七商店社長の北田二三子さん、次男の伸也さん死亡…事故死の長男が刺殺し自殺か

奈良県天理市の住宅で男女2人が殺害されているのが見つかった事件で、死亡したのは老舗の製茶問屋の社長とその次男だったことが分かりました。長男は事件のあとに交通事故で死亡。いったい何があったのでしょうか？

今月1日、奈良県天理市の住宅で、男女2人が血を流し死亡しているのを警察官が見つけました。

事件発生から9日目、警察は、死亡したのは会社役員の北田二三子さん（59）と次男で会社員の伸也さん（29）だと明らかにしました。

2人の死因は首を刺されたことによる失血死で、他にもそれぞれ上半身に複数の刺し傷や切り傷があったということです。家からは血のついた包丁も見つかっていて警察は殺人事件として捜査しています。

【近所の人】
「（二三子さんは）しっかりされた方で、きついとかじゃなくて優しい方。私らでも本当にすごいなっていうぐらい頑張り屋さん」

近所の人によると、二三子さんは10年以上前に夫を亡くした後、老舗の製茶問屋「北田源七商店」を継いで社長を務めていて、別の場所で暮らす次男の伸也さんは、時々二三子さんの家を訪れていたということです。

二三子さんの会社と取り引きがあった茶農家の男性
【中尾農園 中尾義永さん】
「奈良県では一番大きな、しかも歴史のある茶問屋です。ご主人を先に亡くされて、そのあと、まだ子どもさんが小さかったので、社長業を継いで、大変。一から勉強して頑張っておられました」

二三子さんは30代の長男・克己さんと同居していました。長男・克己さんは二三子さんらの遺体が見つかる4時間前、二三子さんの車で家から5キロほど離れた奈良市内の国道でダンプカーに追突し、翌日、死亡しました。

事故のあと、警察が事情を聞くため二三子さんの自宅を訪れ遺体が見つかったのです。二三子さんと次男の伸也さんの死亡推定時刻は、交通事故が起きる前だということです。警察は家に荒らされた形跡がなかったことなどから、身内による犯行の疑いがあるとみていて、事件の全容解明を急いでいます。

参照元：https://www.ktv.jp/news/articles/?id=01250

歴史ある名家で起きた悲しい事件【ネットの声】

管理人の率直な感想

家に荒らされた形跡がなく身内による犯行の疑い。
亡くなった北田二三子さんは長男と二人暮らし・・・。

歴史ある製茶問屋を守るべく社長に就いた母親。
会社員として別の場所で暮らしていた次男。
何の存在感もない長男。
この3人が揃った時に起きたと思われる事件。

代々続いた家がこんな形で消滅してしまうとは何とも悲しい。
身勝手に人を殺害して身勝手に自死する犯罪者ほど卑劣で非人道的なものはない。