【ボクシング】坂間叶夢選手が死去、20歳…自殺か？「父親のコメントで死因が分かる」の声…日本ライトフライ級ユース王者の最期

プロボクシングの第4代日本ライトフライ級ユース王者の坂間叶夢（さかま・かなむ）さんが17日に死去したことが分かった。20歳。父でセコンドを務めていた一平さんが伝えた。

幼少期に空手を始め、小2でキックボクシング、小4からボクシングに転向し、U―15大会で優勝2回、準優勝2回、ジュニアチャンピオンズリーグで優勝1回。17歳になった2020年にプロテストに合格。都立淵江高3年時に全日本新人王に輝き、「現役高校生プロボクサー」として話題に。22年に高校を卒業し、今後の活躍への期待が高まっていた。

試合でセコンドも務めた一平さんは、自身のSNSを通じ「本日坂間叶夢が永眠いたしました」と報告。「沢山の応援や沢山の愛情を注いで頂きありがとうございました」と感謝し、「試合間隔が短く拳の怪我や最終まで足の痛み止めを打って走れなくてもプールで調整して出場しようと最後までどんなボクサーより頑張りましたが。試合をキャンセルした自分を許せなかったんだと思います」と記した。

ボクシング漫画「はじめの一歩」の漫画家・森川ジョージ氏は、一平さんの投稿に対し「言葉が無いです。御冥福をお祈りします」と追悼した。

参照元：https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2024/03/18/kiji/20240318s00021000196000c.html

【ネットの声】自殺か？背景に何が…

管理人の率直な感想

僕も減量経験がありますが、単純に体調面だけでなくメンタル的にもダメージを食らうんですよね。
そのうえで試合中に「立て！この野郎！」「メシ食ってきたのか！」など怒号が飛んでくる。

女性の方でも過度なダイエットのせいでメンタルをやられた人は多いと思います。
結果、過食症や拒食症など摂食障害に陥るケースをよく聞きます。

坂間叶夢さんのお父さんのコメントを読むと、坂間さんがいかに真面目な性格だったのか分かります。
相当無理をして出場しようとしていたことも。
試合をキャンセルしたときには心が折れていたというか、心そのものが無くなってしまったような印象を受けます。

ボクシングに限ったことではありませんが、好きなことに打ち込んでいたはずなのに結果としてそれが命を失う要因になるというのは本当に悲しい。
「自分を許せなかったんだと思います」というところにヒントがあると思うんです。
たとえ他人が許さなくても、いくらかは自分で自分を許してあげることができれば・・・と考えさせられます。