「新型コロナの３月末の終息は困難、感染はさらに拡大する恐れがある」東北医科薬科大・賀来特任教授「一斉休校は必要」とも

東北医科薬科大の賀来満夫特任教授（感染制御学）は２日、新型コロナウイルスの感染拡大に関し「３月中に終息する可能性は低い」との見方を示した。仙台市議会自民党会派で講演後に報道陣の取材に答えた。

賀来特任教授は講演で、２日に愛媛県で初の感染が確認されたことに触れ「まだ感染者が出ていない地域でも、今後発生する可能性がある」と解説。
「集団感染が連鎖的に起きると、感染はさらに拡大する恐れがある」と注意を促した。

子どもが重症化する割合は低いとしながらも「インフルエンザの感染は家庭の次に学校が多い」と指摘。
全国の小中学校で始まった一斉休校を「大人にうつすリスクを下げる意味で必要な対応だ」と評価した上で「子どもと高齢者ができる限り、接点を持たないことが望ましい」と提言した。

参照元　https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00000010-khks-soci

ネットの声

管理人の率直な感想

多くの識者やコメンテーターが適当なことを言っていますが、賀来教授は信頼のおける人物です。
東北医科薬科は僕の友人の母校です。
あまり評判がよくないのかな？

確かに、これだけでは「そうでしょうね」という内容です。
どう考えても3月中の終息は無理。

講演が聞きたかった。

学童保育では児童同士が「2メートル以上離れるように」とか「私語厳禁」とか、子供がストレスを抱えているようです。
徹底した予防態勢を取っていて、共働きの子供を預かる受け皿になっている学童保育でも、親御さんたちは感染リスクを懸念し、不安の声を上げている。
休校なら休校で大変だと言う。

感染者がいなかった愛媛の件に触れ「集団感染」という言葉を出すと「不安を煽る」と言う人がいる。
一斉休校についての必要性について見解を示しても批判は出る。

それでもこうやって表に出て見方を示すことは勇気が要ることだと思います。

親御さんが子供を実家の親へ預ける「疎開」のような現象も見られていますが、「子どもと高齢者が接点を持たないことが望ましい」とのこと。
日本は今、とても重大な局面に立たされている。