【陸上】日立のバイレ・シンシア選手、病気のため20歳で死去「死因・病名は」物議…死亡前日「元気になってます」

「歴代最強」と呼ばれ、２年連続で全国２位となった鹿児島県の神村学園高女子駅伝部。ケニア人留学生のバイレ・シンシアさんは、その中心選手だった。チームメートたちは「向上心と思いやりにあふれていた」と口をそろえ、２０歳でこの世を去った友を悼んだ。

バイレさんたちは、指宿路を走った２０２０年の全国高校駅伝県予選で全国１位をマーク。留学生がいるチームの高校最高記録１時間６分４秒は今も破られていない。

有川哲蔵監督は「練習や大会では率先して仲間のペースメーカーを務め、休みの日も熱心に走っていた。高校記録は彼女の功績だ」とたたえる。チーム全体を思いやる心が抜きんでていたという。

先輩をまねて、先頭で引っ張る留学生カリバ・カロライン主将は「練習の取り組み方を教わった」とチームの底上げを目指す。

当時チームメートの黒川円佳さん＝三井住友海上女子陸上部＝は「努力家で、すぐに日本語で会話できるようになった。ケニアのダンスで場を盛り上げる明るい性格だった」と懐かしむ。４月上旬、シンシアさんから「ケニアで、一緒に練習した時に使おうね」と現地のお札をもらった。「最後まで諦めずに闘病したシンシアの分まで走り続けたい」と力を込める。

有川監督にとっての最後のお見舞いは、亡くなる前日だった。スマートフォンで仲間の伝言を見せるとシンシアさんは喜び、自身もメッセージを録画した。「みんな応援してくれてありがとう。元気になってます」

参照元：https://373news.com/_news/storyid/173954/

神村学園高出身のアスリート、復帰の願い叶わず【ネットの声】

管理人の率直な感想

普段、陸上競技を見る習慣がないのですが、シンシアさんの走りは記憶に残っています。
偶然見た大会での群を抜いた走り。
他の選手の集団を置き去りにして圧倒的にトップを走る姿を思い出します。

昨年5月から入退院を繰り返していたとのこと。
3月末に体調が悪化し入院。4月14日に永眠。

2021年に高校を卒業して日立に入り、女子駅伝でも力の入った走りを見せていた選手。
そんな選手が突然病魔に侵されるとは誰が想像したでしょうか。

人の命は儚い。
半年後、一年後に生きているなんて保証は誰にも無い。
分かってはいても20歳という人生は短すぎる。